龍安寺の蹲踞に刻まれた文字
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なかきよの とをのねふりの みなめさめ
なみのりふねの をとのよきかな
〈長き世の音の眠りの皆目覚め 波乗り船の音のよきかな〉
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つれづれなるままに、
日ぐらしすずりにむかひて、
こころにうつりゆくよしなしごとを、
そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ
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智に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角(とかく)に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯(ただ)の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。
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ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、
久しくとどまりたる例(ためし)なし。
世の中ににある、人と住みかと、またかくのごとし。
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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらはす。
奢れる者も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。
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