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名言集2421

人が自己認識とそれにふさわしい行為によって、
自分自身を意識するようになればなるほど、
それだけますます集合的意識と絡み合っていた
個人的無意識の層が消失し、
  
これによって私たちは、もはや
個人的な小さな自我の世界に囚われることなく、
ひたすら広い世界、すなわち客観に
関与しようとする意識が発生する
  

(カール・グスタフ・ユング)

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名言集2420

主観は単なる個体的な主観
であることをやめるその時、
意志の力を免れた純粋な認識主観となり、
  
それはもはや、理由の原理に従って
事物のさまざまな関係を求めようとはせず、
  
しかし、主観に指し示された客体の
深い観照の中に投入し、
  
しかしそこでこそ主観は響きあい、花開くのだ
  

(アルトゥール・ショーペンハウアー)

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名言集2419

自分のことしか考えられないものとは、
自分がまったく見えなくなっているもの
のことである。
  
つまり自我の意識のみあって
自我の認識を欠くもののことである。
  

(岸田国士)

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名言集2418

我々は、自我を認識するためには、
我々自身を他者の立場に置けなければならない。
  

(ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ)

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名言集2417

自然を深くのぞき見れば見るほど、
それが命に満ちていることが認識され、
一切の命が神秘であり、
我々すべてがこの一切の命に結びついている
ことがますます深く知られる。
  

(アルベルト・シュヴァイツァー)

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名言集2416

せいいっぱい生きる
などということは難しいことだが、
  
生かされているという認識によって、
いくらか救われる。
  

(東山魁夷)

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名言集2415

自分の使命を認識する人は、
そのこと自体によって
自分の人間的な価値をも認識する
  

(レフ・トルストイ)

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名言集2414

私はこの一文をして
「愛と認識との出発」たらしめたい。
  
偉大なる愛よ、わが胸に宿れ、
大自然の真景よ、わが瞳に映れかし。
  
願わくばわが精霊の力の尽きざるうちに、
肉体の滅亡せざらんことを。
  

(倉田百三「愛と認識との出発」)

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名言集2413

良心とは認識の生が保証する幸福のことだ。
認識の生とは、世の中の苦しみにもかかわらず
幸福であるような生のことだ。
  
世の中の楽しみを断念しうる
生のみが幸福なのだ。
世の中の楽しみは、この生にとって、
たかだか運命の恵みにすぎない
  

(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン)

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名言集2412

最初は隠され、閉ざされている宇宙の本質も、
認識の勇気に抗し得る何らの力ももたない。
  
この勇気の前には、
その宇宙の本質は必ず自らを開き、
その富と深底とを、その人の眼前に現わして、
享受に委ねるにちがいない。
  

(フリードリヒ・ヘーゲル)

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名言集2411

私たちが認識している現実には
数千の偏見が混じっている。
  

(コリン・ウィルソン)

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名言集2410

愛とは、知の極点である。
  

(西田幾多郎)

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名言集2409

知識が確実になるに従って
愛も熱烈になる。
  

(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

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名言集2408

疑うがゆえに知り、
知るがゆえに疑う
  

(寺田寅彦「知と疑い」)

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