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この30年について

  
僕が社会人となり
30年が経とうとしている
この30年で
我々世代にできたことは何か
副作用としてどんなことが起きているか
今後の課題は何かについて
記しておきたいと思う
  
30年前は日本はまさに
バブルが崩壊したあたりの頃
それからの日本は「失われた30年」
とも言われているが…
  
2001年2月11日僕は
「次代の子供たちのために
 より豊かな未来社会をプレゼントする」
という人生理念を得た。
  
その途中経過報告とでも言おうか。
2022年4月に長男坊は新社会人となった。
30年一世代の区切りのいい時期だとも思う。
  

●まずできたこと(経験してきたポジティブな面)
・ハラスメントについて改善されてきていること
・男女の雇用機会の均等が改善されてきていること
・ワークライフバランスの意識も改善されてきていること
・サービス残業や長時間勤務の問題は改善されてきている
・世界を舞台に活躍できる環境が整ってきていること
・ITにより情報格差(学習機会の格差、地域格差)が格段になくなっていること
  
これらについては言えると思う。
改善途上のものも多いが、30年前に比べたら
随分と状況は良くなっていると言ってよいだろう。
  
他にも通信、娯楽、商物流などの分野で
大きく変化したこともあろうが、
ここでは僕の仕事や関心に焦点をあてるにとどめることとする。
  

●副作用として起きていること
・生産性が高まらず消耗的競争が続き実質デフレが続いたこと
・上記により日本の国際競争力が転落の一途を辿っていること
・少子高齢化や晩婚化が進んだこと
・離婚率の上昇、シングルマザー・シングルファーザー家庭の増加
・メリトクラシー的な社会が進んでいること
・その結果により相対的な貧困率が上がったこと
  
変化は自ずと混乱をはらんでいる
その修正調整をしながら時代は進化していく
時の通過点で僕らが努めるべきは
概ね以下のようなことだろうか。
  

●今後の課題(僕の仕事の領域における)
・リーダーシップ開発、創造性開発
・人間の可能性(人財)開発
・課題解決スキル向上、生産性向上の支援
・最適な富(リソース)の分配についてのビジョンロジックの共有
・豊かさ、幸福とは何かについてのビジョンロジックの共有
・慈悲喜捨の実践、普及
・上記の実在論的、認識論的な記録
   

実務家として、生活者として、僕ができていることは
ほんのほんの僅かな一隅を照らすくらいのことかもしれない。
でも、できることをコツコツと、諦めずに日日精進して生きたい。
  
現役で仕事をするのはあと20年くらいだろうか?
できれば徐々に徐々に、林住期へと移行して往きたいのだが。
  

 

 

 

 

                             

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