名言集2264
その道が千里またはそれ以上であったとしても、
この国土の、この時代のわれわれが、
その第一歩を踏み出したことを
歴史に記録させようではないか。
(ジョン・F・ケネディ)
一人の人間がある考えを擁護する、
あるいは世の中の進歩のために行動する、
またあるいは不正と闘おうと立ち上がる。
すると、その人から生じた希望のさざ波は、
無数の他者のエネルギーと勇気から生じた
さざ波とひたひたと交わり、
抑圧と抵抗の難攻不落の壁でさえも
押し流す大きな潮流となる。
(ロバート・F・ケネディ)
いかなる暗黒が思想の流れをせきとめようとも、
いかなる悲惨が社会に襲いかかろうとも、
いかなる罪悪が人道をけがそうとも、
完全を求めてやまない人類の潜在力は、
それらの障害物を踏みこえて
前進せずにはいられない。
(魯迅)
若い人で、何度かつまずいたり、
障害にぶつかったりしない者はいない。
しかし、障害にぶつかっても
落胆してはならない。
いちばん苦しいときでも、
気を落としてはならない。
前進を続ける気概をもて。
勇気をもて。
希望の光が、我々を照らしている。
(周恩来)
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した『この道』を
駆け抜けて進むのだ。
(セーレン・キェルケゴール)
むしろ、長時間連続して思考し続ける機会を、
意識的に排除するようになっているのだろう。
そうでないと、己の生活に疑問を感じてしまうし、
いったん疑問を感じたら、人は前に進めない。
(恩田 陸「夜のピクニック」)
退化のプロセスは〈絶対〉から
意識的に始まるが、
次の段階ではもう機械的になり、
しかも進むにつれて
どんどん機械的になる。
一方、進化のプロセスは
半意識的に始まるが、
進むにつれてどんどん意識的になる。
しかし退化のプロセスのある時点で、
意識と、進化のプロセスに対する意識的な抵抗とが
現われることもある。
(ゲオルギイ・グルジエフ)
完璧さを求めるのをやめて
小さな進歩に目を向けることを学ぶと、
人生はぐんと楽になる。
その気になれば、
進歩はどこにでも見つけられる。
(リチャード・カールソン「小さいことにくよくよするな」)