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名言集2173

たとえ死の病に冒され
苦痛にあえぎながらも、
さわやかな季節の風を感じて
感謝する人、
  
ほんのひとくちでも
家族とともに同じ食事を味わえることに
満足の笑みを浮かべる人、
  
そうした患者さんに出会うたびに、
この方はなんと喜びの感度が高いことかと
私は感嘆します
  

(日野原重明『私の幸福論』)

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