名言集2004
青春に魅力があるとしたら、その魅力の秘密は、
なんでもできるというところにあるのではなく、
なんでもできると思えるという
ところにあるのかもしれません。
持てる力を、
他に使いようのないがまま無駄遣いしてしまう、
そこにこそ青春の魅力が潜んでいるのかもしれません。
(イワン・ツルゲーネフ「初恋」)
青春に魅力があるとしたら、その魅力の秘密は、
なんでもできるというところにあるのではなく、
なんでもできると思えるという
ところにあるのかもしれません。
持てる力を、
他に使いようのないがまま無駄遣いしてしまう、
そこにこそ青春の魅力が潜んでいるのかもしれません。
(イワン・ツルゲーネフ「初恋」)
魂が罪悪の中から
純粋な悔悟のダイヤモンドを抽出するなら、
罪悪でさえもまた
価値あるものになるのではあるまいか。
犯した不正も、与えた悲しみも
いつか魂の中で
光と愛に変化するのではあるまいか。
(モーリス・メーテルリンク「貧者の宝」)
一度でも愛する人の顔に幸福が輝くのを知ると、
人は、一人の人間にとって、
自分の周囲の人々の顔に
このような光をかきたてること以外には、
別の使命感を抱くことが出来なくなる事を知る。
…そして、生きるというただそれだけの事実から、
我々が行き交う人々の心に投げかける
不幸と夜の闇を思うと、
胸の引き裂かれる思いに駆られるのだ。
(アルベール・カミュ)
わたしたちは、
氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、
ひどいぼろぼろのきものが、
いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、
宝石いりのきものに、かわっているのを
たびたび見ました。
わたくしは、そういう
きれいなたべものやきものをすきです。
(宮沢賢治『注文の多い料理店』序)
2005年から始めたメルマガとブログ
お陰様で15周年を迎えました。
最近は月日が経つのを早く感じます。
「10周年から、もう5年たったのか」と。
ここ数年、改めて成人発達理論や
能力開発についての研究を深めていますが、
「自分自身はどうだろう」と。
身体能力は確実に衰えてきています。
少年野球の指導をしていて、毎回感じます…
すぐに疲れるし、疲れの取れも悪い…
そもそも腕肩脚腰が思い通りに動かない…
飲酒や食への欲も少しずつ減退しています。
散髪に行けば、白髪が増えているのに気づき、
“チャーリーのチョコレート工場”の映画を想い出します。
知覚機能や判断機能は
この15年で少しずつ、
少しずつ変化してきている。
最近そう想うのです。
今、自分が課題とし始めていること
・四無量心
・木鶏
そんな言葉
そんな生き方を
自分の真我が求めている
そう感じる今日この頃です。
いったい俺は何者だろう?
幸福を求める人間だ。
俺はそれを地上の諸々の
欲望のうちに求めて見出しえなかった。
俺と同じような生き方に終始している人間は、
みんな発見しえないのだ。
(レフ・トルストイ『光あるうち光の中を歩め』)