名言集1986
いかなる人間であれ、
たとえその天賦の才能が
ほとんど無にひとしい者であっても、
もしその人間が真理を欲し、真理に達すべく
たえず注意をこめて努力するならば、
天才にだけ予約されている
あの真理の王国にはいれるのだ
という確信を抱いたのです。
(シモーヌ・ヴェイユ「神を待ちのぞむ」)
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いかなる人間であれ、
たとえその天賦の才能が
ほとんど無にひとしい者であっても、
もしその人間が真理を欲し、真理に達すべく
たえず注意をこめて努力するならば、
天才にだけ予約されている
あの真理の王国にはいれるのだ
という確信を抱いたのです。
(シモーヌ・ヴェイユ「神を待ちのぞむ」)
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コメント
(前後の文)
外的な成功を得られないことを
残念に思っていたのではなく、
本当に偉大な人間だけがはいることのできる、
真理の住む超越的なこの王国に
接近することがどうしてもできないということを、
くやしく思っていたのでした。
真理のない人生を生きるよりは
死ぬ方がよいと思っておりました。
数ヶ月にわたる地獄のような心の苦しみを経たあとで、
突然、しかも永遠に、いかなる人間であれ、
たとえその天賦の才能が
ほとんど無にひとしい者であっても、
もしその人間が真理を欲し、真理に達すべく
たえず注意をこめて努力するならば、
天才にだけ予約されている
あの真理の王国にはいれるのだ
という確信を抱いたのです。
たとえ才能がないために、
外見的にはこの素質が人の目には
見えないことがあっても、
この人もまた、こうして一人の天才となるのです。
投稿: しっ | 2020年6月19日 (金) 06時28分