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名言集1819

人はすべからく事上に在って磨錬し、
功夫を做(な)すべし。
すなわち益あり。
  

若しただ静を好まば、
事に遇(あ)いて便(すなわ)ち乱れ、
終(つい)に長進なく、
那(か)の静時の功夫もまた差(たが)わん。
  

(王陽明“事上磨錬”)

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コメント

(意訳)
人間は毎日の生活や仕事を通して自分を磨き、
修養を積まねばならない。
  
そうあってこそはじめて
修養の効果もあがるのである。
  
ただ静かな環境だけで修養を積んでも、
何か事件にぶつかったとき、
たちまち心が乱れてしまう。
  
それでは、はかばかしい進歩は期待できず、
せっかくの修養も役に立たなくなってしまう


                       

投稿: しっ | 2019年5月27日 (月) 18時49分

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