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名言集1514

自分の命のわずかな持続が、
前後の永遠の間に挟まれていることを考えるとき、
  

また自分がそこにいて見てもいるわずかな空間が、
私が知らず私に縁のない無限の空間の中に
沈みこんでいくことを考えるとき、
  

わたしは恐れとおののきを感じ、
自分が何故かしこにではなく、
ここにいるのかと自問するのだ。
  

わたしをここにおいたのは誰なのか?
誰の命令、誰の指図によって、
この場所とこの時間がわたしに割り当てられたのか?
  

(パスカル「パンセ」) 

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コメント

そのことを
真剣に考える
存在となること

それが

「人間は考える葦である」

ということなのです。
  

”今、ここ” で

すべきことが
あるはずです。

          

投稿: しっ | 2017年6月14日 (水) 07時24分

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