名言集1521
才能は静けさの中で作られ、
性格は世の激流の中で作られる。
(ゲーテ『タッソー』)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人は身を守る為にその性格を歪める場合が、
相当に多いように見受けられる。
たとえば貪欲から身を守る為に、
知らず識(し)らずの間に、
その貪欲の淵に沈んで了(しま)う
と云う場合もあるんだ。
多くの人々の性格は、
無限に入り混じった性格の、
相互の牽制によって
構成されるものではないだろうか。
(葉山嘉樹「流旅の人々」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人格とは、高いものと低いものが
一つになったものである。
人格には無限なものとまったく有限なもの、
一定のはっきりとしたけじめと、
けじめのまったくなさとが統一されている。
人格の高さというのは、
この矛盾を持ちこたえることである
(ヘーゲル「法の哲学」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
あらゆる宗教の本体は、
何のために私は生きるか、
自己をとりまく無限無窮の世界に対する
私の関係はどのようなものであるか、
という疑問に対する解答の中にのみ存する。
(トルストイ)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
個性を理解しようと欲する者は
無限のこころを知らねばならぬ。
無限のこころを知らうと思ふ者は
愛のこころを知らねばならない。
(三木清「人生論ノート」個性について)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
無限がわれわれを包容しているように、
われわれも無限を包容している。
無限の息吹は、われわれの呼吸であり、
その目的はわれわれの目的でもある。
人間は自らのうちに無限の存在の全神秘を担っており、
あらゆる点でそこに関与している。
(モーリス・メーテルリンク『死後の存続』)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
自分の命のわずかな持続が、
前後の永遠の間に挟まれていることを考えるとき、
また自分がそこにいて見てもいるわずかな空間が、
私が知らず私に縁のない無限の空間の中に
沈みこんでいくことを考えるとき、
わたしは恐れとおののきを感じ、
自分が何故かしこにではなく、
ここにいるのかと自問するのだ。
わたしをここにおいたのは誰なのか?
誰の命令、誰の指図によって、
この場所とこの時間がわたしに割り当てられたのか?
(パスカル「パンセ」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人間はどうして有限のものばかりを、
追いかけてしまうのだろうか。
もっと無限のものの
追求の喜びを知るべきだ。
(アーノルド・J・トインビー)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
無限な精神をもつ有限なるわれわれは、
ただ苦悩と歓喜とのために生まれた。
そして、ほとんどこう言うことができるでしょう、
最もすぐれた人々は、
苦悩を通じて歓喜をかちうるのだ、と。
(ベートーヴェン)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
無限の可能性をはらんだ未来の観念が、
未来そのものよりも豊饒なのであって、
所有よりも希望に、
現実よりも夢に、
いっそう多くの魅力が見出されるのは、
そのためである。
(アンリ・ベルクソン)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人間の職務は
地上の生命と共に消えて了(しま)う
歓楽に酔(え)う事よりも、
もっと高尚で且つ永久のものがある。
(永井荷風「あめりか物語」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人生のすべては、自分の表現であるべきだ。
事実、人生とはそういうものだ。
いきあたりばったりの表現にしておくか、
自分が選択する表現にするか、
それはあなたが決めればいい。
(ニール・ドナルド・ウォルシュ
「神との対話2 宇宙を生きる自分を生きる 」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)