名言集1090
わたしたちが初めて真に生まれるのは、
人生の中には何か厳粛なもの、
予測もつかないものがあると
深く感じ取ることができた時、
たとえば突然、
天上の世界では孤立などない
と感じ取るときだ。
(モーリス・メーテルリンク『貧者の宝』)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
わたしたちが初めて真に生まれるのは、
人生の中には何か厳粛なもの、
予測もつかないものがあると
深く感じ取ることができた時、
たとえば突然、
天上の世界では孤立などない
と感じ取るときだ。
(モーリス・メーテルリンク『貧者の宝』)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
The year's at the spring
時は春、
And day's at the morn;
日は朝(あした)、
Morning's at seven;
朝(あした)は七時、
The hill‐side's dew‐pearled;
片岡(かたをか)に露みちて、
The lark's on the wing;
揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
The snail's on the thorn;
蝸牛(かたつむり)枝に這(は)ひ、
God's in his heaven ―
神、そらに知ろしめす。
All's right with the world!
すべて世は事も無し
ロバート・ブラウニングPippa's Song
(訳:上田敏 春の朝)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
人は、完全に意欲をくじかれたと感じるあまり、
いっさいの満足を求めようとしないで、
気晴らしと忘却のみを求めることがある。
それから、彼は、「快楽」に血道をあげるようになる。
言い換えれば、活動的に生きることをやめることで、
生活をなんとか耐えられるものにしようとするわけだ。
(ラッセルの「幸福論」第1部「不幸の原因」より)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
ほとんどの人は、
充分に生まれる前に死んでしまう。
創造性とは、死ぬ前に生まれることを意味する。
(エーリッヒ・フロム)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人間に生まれるという、
稀なる特典を得ても、
今生で神を悟れなければ、
生まれた意味がない。
(ラーマクリシュナ・パラマハンサ)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
思想は感情のなかから生まれる。
そしてその思想が人のうちに根をおろすと、
こんどは新しい感情を形成する。
(ドストエフスキー「未成年」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人間の強さは
人間の弱さから生まれる。
苦しめられ傷つけられ、
酷く痛めつけられることで、
初めて隠れていた
大きな力を伴った憤りが
目を覚ますのだ。
(エマーソン)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
人は生まれて後の境遇や周囲から、
または生まれる前の、つまり遺伝から、
自分に染着するものの幾分かを、
自分から洗い落し、それから逃れて、
あるところまで立ち還らないと、
ほんとうではないようである。
(川端康成「少年」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
自己の空虚を知り、
そこに滅びの要因を自覚して、
精一杯それと戦ったとき、
却て未来の生を得るのではなかろうか。
(亀井勝一郎「黄金の言葉」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
事実、我々の過去についての意識が、
我々の積極的な力を弱らせたり、
不具にされたりするはずはない。
正当な方法を用いたならば、
それは現在を、もっと自由に検討させ、
未来に関する我々の責任を強化するのである。
人間は、彼の現在の条件および過去の制限を知らないでは、
未来の形式を完成させることはできない。
ライプニッツがつねに述べたように、
on recede pour
mieux sauter
(人はより高く飛ぶために後へしりぞく)のだ。
(エルンスト・カッシーラー『人間 シンボルを操るもの』)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
自分の生命の燈し火を燃やし尽くして、
同時に新らしく強き光りを作りつゝ進まねばならない。
吾々の生活ゝ動は、自己の燃尽であると同時に、
新らしき生命の油の汾湧であらねばならない。
要するに現在の生活に固着して、
動かすべからざる現実の地面に
地だんだを踏んでゐてはならない。
未来の生命の活躍を信じて、
当面の現実を愛し得なければならない。
(片上伸「生の要求と文学」序「生みの力」)
| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)