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名言集255

それをやりにおれが生まれてきた。
そのことだけを考えればよい。

(ヘミングウェー)

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名言集254

人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。
人生がいつまでも始まらない事が怖いのです。

(グレース・ハンセン)

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名言集253

人の社交本能も、
その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり社交を愛するからでなく、
孤独が恐ろしいからである。

(ショーペンハウアー「幸福のためのアフォリスメン」)

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名言集252

自分の考えたとおりに生きなければならない。
そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう。

(ブルージュ)

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名言集251

義務の重荷から我々を解放する事のできるのは、
良心的な実行のみである。

(ゲーテ)

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名言集250

自分自身の道を迷って歩いている子供や青年の方が、
他人の道を間違いなく歩いている人々よりも好ましく思う。

(ゲーテ)

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名言集249

十歳では菓子に、二十歳では恋人に、
三十歳では快楽に、四十歳では野心に、
五十歳では貪欲に動かされる。
人間はいつになったら
叡智のみを追うようになるのであろうか。

(ルソー「人間不平等起源論」)

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名言集248

愚者は、自分が恥ずかしく思うことをすると、
それは自分の義務だと言い張るものだ。

(バーナードショウ「シーザーとクレオパトラ」)

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にんげんのうた

「うそをつくな」と、おれはいわない
大事なときに、うそをつかなければいいのだから
大事なときとは、自分を不幸にするかどうかというときだ

「くそまじめにやれ」と、おれはいわない
くそまじめにやって損をすることが多いからだ
だけど、やらなければならないときは
どんなにつらくても、苦しくても、やりぬかなければならない
それは、自分をだめにするかどうかというときだ

「けんかをするな」と、おれはいわない
つまらないことでしなければいいのだから
つまらない喧嘩(けんか)とは、 みにくい感情の剥きだしのことだ
そこからは、なんにも生まれてはこないのだ
だから喧嘩は、つとめて避けるがいい

だが、始めたら 相手の息の根が止まるまで
もしくは、相手が完全に「まいった」と音を上げるまで
やめてはならない
なまはんか、相手に同情して手をゆるめたら
反撃されて、こちらの負けだ

「だれとでも仲よくしろ」と、おれはいわない
ほんとうの仲間と仲よくできればいいのだから
ほんとうの仲間とは
手をにぎりあい、肩を叩きあいながら、 自慢話をしあえる相手のことだ

「いつも誰にも素直でいろ」と、おれはいわない
素直になるもならぬも、 それは相手によりけりだ
言ってることはほんとうか、
それは、ほんとうによいことか、よくないことかを
よくよく確かめてからにしたらいい
たとえ、どんな相手でも、決しておそれず、ばかにしないでだ

相手の目つき顔つき、ものの言いかたを
おちついて、よく聞き、見ていれば、たいがいピンとくるものだ
人に対する無条件な素直さではなく、真理に対する素直さをもつことだ

「まちがいや失敗をするな」と、おれはいわない
大事なことをまちがえなければいいのだから、
大事なことで失敗しなければいいのだから、
まちがいや失敗をおそれてはならない
おれがいう大事なこととは、二度と立ち上がれなくなるかどうかということだ
意志と体力で支えきれなくなるかというときだ

他のまちがいや失敗は、 星の数ほどあったにしても、 少しもこわがることはない
まちがいや失敗から正しく学んでいくかぎり、自分を高めていけるからだ
まちがいや失敗を一つもしない人間は、結局、なんにもしなかったやつなのだ
口先だけで、何もできなかったやつなのだ

「いつも正しくあれ」と、おれはいわない
神様にも動物にもなれるのが人間だから
正しく美しいものに感動しながら、悪いことをまねるのも人間だから
喜びと悲しみを同時に受けとめることができるのも人間だから
いつ、どんなときにも
うんと喰って、うんとたれて、うんと眠るがいい
獣の眠りのように眠るがいい
そして、また力を合わせて働こう

「親に心配かけるな」と、おれはいわない
心と体が丈夫なやつほど、何かをしなければいられないやつなのだ
そうであるかぎり、何か、どこかで、親に心配かけるにちがいないからだ
親を喰らいつくして、思いっきり勇ましく生きてゆけ

幸せは祈って待ってるものじゃない
戦いとっていくものだ
自分の弱さや醜さと戦いながら、 目的と目標をしっかり決めて
それに向かって突進していくときに得られるものだ
それが自分を大切にすることだ

自分を大切にすることをためらうな
自分を大切にできないでいて、 どうして、人を大切にできようか
自分を大切にすることが、同時に人を大切にすることになる生きかたを
なんとしてでも見つけ出し、作り出さねばならぬのだ
それは、人間にだけできるのだ
それが、人間の権利であり、義務なのだ

そのように生きていったとき
おれたちのまわりにも、人間らしい人間がいることにきっと気づいていくはずだ
ほんとうの仲間もできるのだ
そのことが、そうして生きていくことが、 どれほど苦しく悲しく切なくても
自分の意志で選んだ道を
もうひき返さないぞと覚悟して、歩み続けていくならば
悲しみも、苦しみも、怒りも人間の誇りにかえていけるのだ
雨が降っても、曇っていても
見ろ、 雲の上には太陽がある

深澤義旻

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名言集247

臆病者は何度でも死ぬ。
だが勇者の死はただ一度だけ。

(シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』)

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