はじめに
昨年(2005)からSNSやB-log、メルマガをはじめてみました。少しずつ自分の考えていることを記録していこうと想っています。
僕は東京に生まれ、環境や友人に恵まれ、幼い頃を過ごしてきました。友人達との比較の中で、”自分”というものを捉えて。負けず嫌いで、スポーツも勉強も頑張って、恋もして、自分なりに何か一所懸命でした。少年期、青年期といろいろありながらも、当たり前のように進学して、当たり前のように就職していきます。少しでも”良いところ”へと(他人の目から見て、又は周りのみんながそうしているように)。
大学時代以降20代前半、世界中を旅する機会に恵まれました。東西ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、南米、中米・・・。はじめて発展途上地域を訪れたときのカルチャーショックは、今の僕の人生を大きく左右しています。物乞いをしやすくするために、親が自分の子の腕や足を切断したり、そんな地域もありました。学校に行って勉強したくても、家計を助けるために、その願いが叶わない子供たちが大勢いることも目の当たりにしました。
自分が如何に恵まれているのか、日本という国に生まれ、両親に育てられ、姉妹や友人や・・・。感謝の念とともに、ある想いが湧いてきました。恵まれている人間と自覚したからには、何かやらねばならないことがあるのではないか。
本当の豊かさとは何か。幸福とは何か。こんな自分にも何かできることはないか。何かしなければいけないのではないか。自分は何のために生まれてきたのか。自分の生きる意味は。
そんなことを探し求めて、いろいろな経験をしました。試行錯誤や七転八起の繰り返しで、大きな間違い、失敗、挫折を重ねて、誰かに迷惑をかけたり、助けられたり。それでもなお、今もその道を歩いている。そんな感じです。振り返ってみると、何かに導かれ、生かされているような気もします。
社会人になって暫くしてからは”経営”にたずさわる仕事をしてきました。人・物・金・情報・・・その本質は何かをつねづね考え、仕事をしてきました。そんな中でも、世の中の矛盾や不公平みたいなことに純粋に”疑問”を抱いていました。
2000年長男が生まれ、僕も父親になりました。新しい自分の人生の価値観が芽吹き、それ以来、”子供達に素敵な未来社会をプレゼントする”という人生理念を掲げ、仕事や生活、地域の社会活動に取り組んでいこうと決意しました。
そんな半生の中で邂逅した言葉たちをこのブログではまとめていきたい。そう考えています。そしてこれからも多くの言葉たちと出逢いながら、僕の人生は続いていくんだろう。
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